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2015/09/25 東証 特設注意市場銘柄の指定解除 —JALCOホールディングス(株)—

 

以下のとおり、特設注意市場銘柄の指定を解除することとしましたので、お知らせします。

1.銘柄 JALCOホールディングス株式会社 株式
(コード:6625、市場区分:JASDAQスタンダード)
2.特設注意市場銘柄指定解除日 2015年9月26日(土)
  条文 有価証券上場規程第501条第4項第1号
(内部管理体制確認書の内容等に基づき内部管理体制等に問題があると認められない場合に該当するため)
3.理由 JALCOホールディングス株式会社(以下「同社」という。)は、2014年5月30日に不適切な会計処理に関する第三者委員会の調査報告書を開示するとともに、同年6月30日に、平成24年3月期から平成26年3月期第3四半期までの有価証券報告書、四半期報告書について訂正報告書等を提出しました。
同社及び同社連結子会社では、同社グループの主たる事業であるパチンコ・パチスロ中古機器の仕入・販売事業において、それぞれ一社のみであった仕入先と販売先が実質的に同一であり、当該仕入・販売先によって架空の取引が行われていたことが判明しました。
その原因として、同社グループにおいて、当該事業に係る取引の安全性・妥当性の確認よりもその事業の拡大を優先するあまり、取引先の信用リスク等に関する情報が取締役会において検証されず、役員間の相互牽制が十分に働いていなかったこと、及び、人員不足等を原因として取引先に委託していた在庫管理状況に対する適切なチェック体制が構築されていなかったこと等が認められました。
以上より、同社の内部管理体制等について改善の必要性が高いと認められたことから、2014年7月1日に同社株式を特設注意市場銘柄に指定しました。
今般、当該指定から1年を経過した後に同社から提出された内部管理体制確認書の内容等を確認したところ、取引の安全性・妥当性の検証を行うため外部の有識者を委員に含む内部管理体制強化委員会を設置し、その検証内容を取締役会と共有する一連の体制が構築されていること、監査役会・内部監査室の体制が強化されていることなどが認められました。加えて、人的リソースに応じた適切な業務管理体制が構築されていることなど、上述の特設注意市場銘柄指定となった原因の改善状況を含め、内部管理体制等に問題があると認められませんでした。
よって、同社株式について特設注意市場銘柄の指定を解除することが適当であると判断しました。
特設注意市場銘柄指定状況
特設注意市場銘柄指定履歴

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