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2016/12/01 東証 GCA FAS株式会社のJ-Adviser資格取得の承認について

本日、株式会社東京証券取引所は、TOKYO PRO MarketのJ-Adviser資格取得申請のあったＧＣＡ ＦＡＳ株式会社について、J-Adviser資格の取得を承認することといたしました。

TOKYO PRO Marketは、2008年の金融商品取引法改正により導入された「プロ向け市場制度」を活用し、国内外のプロ投資家を対象とした自由度の高い規制体系を特長とする市場で、現在16社の企業が上場しています。

同市場において採用されているJ-Adviser制度は、株式会社東京証券取引所から認定されたJ-Adviserが、同市場における上場審査、上場管理等の自主規制業務の一部を受託する制度です。J-Adviserは、上場を希望する企業の上場適格性を調査、確認するとともに、上場に至る過程での助言、指導を行います。また、上場後は規則遵守や情報開示などに関する支援を継続的に提供するなど、同市場の重要なパートナーとしての役割を担います。

この度のJ-Adviser資格取得の承認に際し、ＧＣＡ ＦＡＳ株式会社 代表取締役社長の加藤 裕康は、次のように述べています。
「日本の経営者にとって事業承継に対するニーズはますます高まっています。TOKYO PRO Marketの特性を活かし、同市場を大企業のカーブアウトＩＰＯや中堅中小企業の事業承継の受け皿として活用することで、クライアントに新たな資本政策の選択肢を提供することが可能と考えております。」

株式会社東京証券取引所 代表取締役社長の宮原 幸一郎は、次のように述べております。
「この度のＧＣＡ ＦＡＳ株式会社のJ-Adviser資格取得を心より歓迎します。同社の手掛ける事業承継等のサービスがTOKYO PRO Marketを通じて広く提供されることにより、企業経営者の皆様の多様なニーズが一層満たされることを期待しています。当取引所は、今後もTOKYO PRO Marketの更なる発展と利便性向上に努めて参ります。」