FTSE中国50先物

商品概要 -中国本土株式市場と連動性の高い指数先物-

中国株へのヘッジや投資のニーズに応えるため、中国本土の株式市場と連動性が高い香港上場中国株により構成される株価指数であるFTSE中国50インデックスを対象とした先物取引です。

FTSE中国50インデックスとは?

FTSE中国50インデックスは、FTSE International Limitedにより算出される指数であって、香港証券取引所に上場するH株、Red Chip、P Chipと称される中国株の中から時価総額及び流動性を勘案して選定される50銘柄により構成されるものです。

FTSE中国50インデックスのファクトシート (2017年4月末時点)

中国株の分類

  分類
A株 中国本土に登記する企業が発行する株式であって、中国本土に上場し人民元建てで売買されるもの(外国人投資規制あり)
B株 中国本土に登記する企業が発行する株式であって、中国本土に上場し外貨建てで売買されるもの(上海証券取引所では米ドル建て、深セン証券取引所では香港ドル建て)
H株 中国本土に登記する企業が発行する株式であって、香港に上場するもの
Red Chip 中国本土外で登記する企業のうち、中国国有企業(中国政府、地方政府等が出資する企業)等が株式の30%以上を保有し、売上又は資産の50%以上が中国本土にある企業が発行する株式であって、香港に上場するもの
P Chip 中国本土外で登記する企業のうち、売上又は資産の50%以上が中国本土にあり、中国本土の個人によって支配されている企業が発行する株式であって、香港に上場するもの(Red Chipを除く)
  • FTSE International Limitedによる分類(2015年9月末時点)
  • FTSE中国50インデックスは、上記の中国株のうち、H株、Red Chip及びP Chipを対象に算出。

円建て取引

通常、日本から海外市場の株式などへ投資する場合においては、外貨建てでの投資となるため、原資となる日本円を外貨に交換する必要があり、交換時の為替レートの変動等のリスクを負担する必要があります。
しかし、FTSE中国50先物は、FTSE中国50インデックスの数値をそのまま円建てで取引するため、日本円での取引が中心の国内投資家にとっては、取引コストや通貨管理の面においてメリットがあります。また、取引において為替レートの変動を大きく意識する必要はありませんので、FTSE中国50先物には、FTSE中国50インデックスの水準に直接的に投資することができる、つまり投資成果が分かりやすいという魅力もあります。

取引単位 -FTSE中国50インデックス×100円のミニサイズ取引-

最低取引単位はFTSE中国50インデックスを100倍した金額となります。このため、日経225mini等と同様に少額の資金から取引を始めることができます。

呼値の刻み(値段の刻み) -1ティックの金額は500円-

呼値の単位は5ポイント。つまり、15,000ポイント、15,005ポイント、15,010ポイントなど5ポイント刻みの値段で注文でき、5ポイント刻みで相場が変動します。

  • 取引単位が100倍のため、1ティック(5ポイント)変動した時の変動額は500円となります。

マーケットメイカー制度

流動性を補完するため、マーケットメイカー制度を導入します。制度の詳細については以下のページをご覧ください。

マーケットメイカー制度