内国株の売買制度

内国株券の売買の種類には、普通取引、当日決済取引、発行日決済取引の3種類があります。このうち普通取引が基本的な売買の形態で、売買高の99%以上を占めています。

普通取引 普通取引は、基本的な売買の形態で、売買契約締結の日から起算して3日目(休業日を除きます。以下日数計算について同じです。)の日に決済を行う売買です。
当日決済取引 当日決済取引は、売買契約締結の日に決済を行う売買であり、クロス取引(同一参加者間の取引)のみがその対象となります。この取引は、株券又は現金を至急に必要とするときに利用されるものです。
発行日決済取引 発行日決済取引は、上場会社が有償株主割当増資によって新株式を発行する場合に、その新株式を発行前の段階で売買することを可能にする方法として設けられたものです。
権利落日から保管振替機構における新株式の新規記録日の2営業日前まで取引され、決済は売買の約定日に関わらず発行日決済取引の取引期間の最終日から起算して3日目の日に一括して行われます。